DOM Draft キッカー
2018年4月11日 ドラフト環境分析
* Kicker
呪文を唱える際に
任意で追加のコストを払うことができる。
追加のコストを払うと
より強力な効果が得られる。
追加コストの支払いは1回まで。
支払いが任意であるため
純粋なプラスの能力として捉えることができる。
見返りはクリーチャーのサイズ強化であったり
除去呪文の効果増強であったりとさまざま。
カードとしての旬が 2つあるようなもので
序盤から終盤まで、適切なほうを選んで唱えることができる。
追加コストが生贄やディスカードである場合を除き
ほとんどのキッカーはマナの支払いを要求される。
そのタイプのキッカーは基本的に「やり得」なので
キッカーによる見返りの大小は、あまり考えず
「いつでも唱えたいカードかどうか」というところを
重視して選択したほうが、よい結果を生みそうだ。
キッカーを持つ呪文の評価の基準として
次の2つを考えたい。
(1) キッカーなしで唱えたときの性能
(2) キッカーできるタイミング
(1) キッカーなしで唱えたときの性能
たとえば Academy Drake は
キッカーなしでも Wind Drake 相当。
一方でGhitu Chronicler は
2マナ1/3バニラと物足りないスペック。
キッカーなしで唱えても戦力にならないものは
キッカーした場合の効果によほどインパクトがないと
採用しないように心がけたい。
(2) キッカーできるタイミング
リリアナの兄ジョスもキッカー持ち。
ただしキッカーコストを支払うには
黒マナ3つを含む10マナを貯める必要があり
狙ってマナランプするか、かなり低速なデッキを組むことになる。
効果が強力でも、それに惑わされず
本当にキッカーありで唱えることができるのか
よく考えてからピックしていきたい。
ただジョスは4マナ4/5Menaceだから、単なる強キャラ。
その他、キッカーにまつわる要素としては
キッカー専用のマナブーストのようなサポートと
呪文がキッカーされたかどうかを参照するカードがある。
こういったカードも、大量のキッカー呪文を確保できた場合を除き
平常時の性能を評価し、採用するかどうかを決めるべきだろう。
デッキとしては
ミッドレンジやコントロールのような
遅いゲームに持ち込める種類のほうが
キッカーのある呪文を使いこなせる。
コントロールはマナを浮かせて動きたい場面もあるだろうから
マナ加速からデカブツを連発するミッドレンジが、より適切か。
一方でテンポ寄りのアグロでも
キッカーを無視した素のスペックが採用圏内であれば
ためらわずにデッキに投入したほうがよい。
もしかすると、ロングゲームでキッカーが役にたつかもしれない。
キッカーできる十分なマナで唱えられるタイミングで
あえてキッカーせず唱えることで
多少のブラフが発生するかもしれないが
よほどのピンチでなければ、そういった賭けには出ないほうがいいだろう。
呪文を唱える際に
任意で追加のコストを払うことができる。
追加のコストを払うと
より強力な効果が得られる。
追加コストの支払いは1回まで。
支払いが任意であるため
純粋なプラスの能力として捉えることができる。
見返りはクリーチャーのサイズ強化であったり
除去呪文の効果増強であったりとさまざま。
カードとしての旬が 2つあるようなもので
序盤から終盤まで、適切なほうを選んで唱えることができる。
追加コストが生贄やディスカードである場合を除き
ほとんどのキッカーはマナの支払いを要求される。
そのタイプのキッカーは基本的に「やり得」なので
キッカーによる見返りの大小は、あまり考えず
「いつでも唱えたいカードかどうか」というところを
重視して選択したほうが、よい結果を生みそうだ。
キッカーを持つ呪文の評価の基準として
次の2つを考えたい。
(1) キッカーなしで唱えたときの性能
(2) キッカーできるタイミング
(1) キッカーなしで唱えたときの性能
たとえば Academy Drake は
キッカーなしでも Wind Drake 相当。
一方でGhitu Chronicler は
2マナ1/3バニラと物足りないスペック。
キッカーなしで唱えても戦力にならないものは
キッカーした場合の効果によほどインパクトがないと
採用しないように心がけたい。
(2) キッカーできるタイミング
リリアナの兄ジョスもキッカー持ち。
ただしキッカーコストを支払うには
黒マナ3つを含む10マナを貯める必要があり
狙ってマナランプするか、かなり低速なデッキを組むことになる。
効果が強力でも、それに惑わされず
本当にキッカーありで唱えることができるのか
よく考えてからピックしていきたい。
ただジョスは4マナ4/5Menaceだから、単なる強キャラ。
その他、キッカーにまつわる要素としては
キッカー専用のマナブーストのようなサポートと
呪文がキッカーされたかどうかを参照するカードがある。
こういったカードも、大量のキッカー呪文を確保できた場合を除き
平常時の性能を評価し、採用するかどうかを決めるべきだろう。
デッキとしては
ミッドレンジやコントロールのような
遅いゲームに持ち込める種類のほうが
キッカーのある呪文を使いこなせる。
コントロールはマナを浮かせて動きたい場面もあるだろうから
マナ加速からデカブツを連発するミッドレンジが、より適切か。
一方でテンポ寄りのアグロでも
キッカーを無視した素のスペックが採用圏内であれば
ためらわずにデッキに投入したほうがよい。
もしかすると、ロングゲームでキッカーが役にたつかもしれない。
キッカーできる十分なマナで唱えられるタイミングで
あえてキッカーせず唱えることで
多少のブラフが発生するかもしれないが
よほどのピンチでなければ、そういった賭けには出ないほうがいいだろう。
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